2024/12/04
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紙の寸法(用紙サイズ)第1弾
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国際的な紙の寸法の規格(ISO)
ISOでは紙の仕上がり寸法をA列、B列ともにISO 216で画定しており、世界各国で使われています。
日本工業規格(JIS)
JISでは1951年に制定されたJIS P 0138「紙加工仕上寸法」が「ISO-Aシリーズ」(A列)と「JIS-Bシリーズ」(B列)の寸法を規定しています。
JIS P 0138のA列はISO 216と同じ規格で、両方ともA0の面積は1㎡です。
JIS P 0138のB列はISO国際規格と違い、JIS B0の面積は1.5㎡となるように定義されており、ISO B0の面積1.414㎡より約3%大きくなります。
用紙の短辺と長辺の比
短辺と長辺の比は1:√2(≒1.414)で、「白銀比」とも呼ばれる。白銀比は黄金比と並んで人間が美しいと感じる比率と言われています。用紙サイズが変わっても短辺と長辺の比率は変わらないということです。用紙のもとの大きさは「A(B)0」、その長辺を半分にしたものを「A(B)1」、さらに半分にしたものを「A(B)2」と呼び、サイズを下げていく際に長辺を半分にすることにより短辺と長辺の比率が同じになるように設計されています。
A列(A判)JISとISOの規格は共通
よく使われるA列コピー用紙のサイズは、A3・A4・A5
B列(B判)JISとISOの規格は違う
JIS B判は日本の独自規格で、日本以外では、中国や台湾などの一部のアジアの地域でJIS B判が使われています。
よく使われるB列コピー用紙のサイズは、B4・B5。
用紙のサイズは上記のA、B以外にも色々なサイズがあります。
次回はその他の用紙サイズをご紹介いたします。
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